このところめっきり寒くなってきましたね。
この時期になると気になるのが
幼児や赤ちゃんの鼻風邪。
特に熱がでているわけでもなければ、
病院への受診も迷うところです。
幼児や赤ちゃんが鼻風邪をひいてしまったら、
まず、赤ちゃんや幼児の全体の様子を観察しましょう。
赤ちゃんや幼児はうまく症状を口で伝えることは
できませんから、保護者が見て、遊ぶ元気があるか、
食欲はあるか、疲れてないか、機嫌はどうか見ましょう。
幼児や赤ちゃんに、食欲があり、元気があれば、
受診を急ぐ必要はあまりありません。
ただ、鼻風邪をひいている、ということは
風邪のひきはじめ。風邪をこじらせる前に
鼻風邪を治せるようにしたいですね。
まずは家でしっかり休養させましょう。
赤ちゃんや幼児に家で安静に、というのは
なかなか難しいですが、絵本を読むなどの
静かな遊びをさせましょう。
次に食事。
食欲などをみて、本人が食べやすいものを
作ってあげましょう。そして水分を多めに
とるように気をつけましょう。
そして大事なのが、部屋の湿度管理です。
これから乾燥しやすい季節になりますので、
加湿器を使って、部屋の湿度がだいたい
50から60パーセント程度になるように
部屋の湿度を管理しましょう。
部屋は締め切ったままではなく、
適度に換気を行いましょうね。
鼻風邪は自然に治すこともできますが、
それでもなかなか治らない、セキもひどくなった、
目やにが大量にでてきた、鼻が詰まって苦しそう・・・。
など気になる症状があれば受診しましょう。